神戸新開地の映画館「パルシネマ」で香港とチベットの珠玉のアジア映画2本立てを鑑賞する。淪落の人(Still Human)は車椅子の一人暮らしの男性とフィリピン人の住込み家政婦との心のふれ合いを描いたヒューマンドラマで、現代の香港社会をリアルに映し出したすばらしい作品だ。
このパルシネマは地元に密着したミニシアターとして知られ、ロードショーが終了した作品の中から厳選した名画を2本立てで上映しており、入れ替えなしで当日に限り外出は自由となっている。自宅から1時間でこのような映画館があるのはありがたい。DSCN8096


新開地から柳原線を西に「大弘食堂(だいこうしょくどう)」に向かって歩く。この界隈を歩く人の喫煙率は最高に高く、万一知っている人と会ったら何と説明しようかと考えていたら、レトロな暖簾が掲げられた大弘食堂に着いた。暖簾には中華そばと書かれており、否が応でも期待が高まる。店の前には飲料の自販機が設置されていて、出前用と思われる自転車が停められており、典型的な町の食堂と見てとれた。

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扉に中華そば380円、ラーメンセット650円などと書かれた貼り紙があったが、映画館の休憩時間にコンビニで買ったパンを食べたのであまりお腹がすいておらず中華そばだけにした。一番安いメニューを注文することで、お金に余裕のない失業者と思われないか心配しながら店に入る。
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店内は6席ほどのカウンターのみで、先客の男性が携帯電話で仕事の話をしていた。椅子に座って中華そばをお願いすると、おばあさんがぬるいお茶をだしてくれた。店員はこのおばあさんとテレビを見ているおじいさんの二人で、おじいさんはこの後出前に出かけた。10分ほどでラーメン丼がカウンターに乗った。伝統的な鶏ガラベースの醤油スープでトッピングはチャーシュー、メンマ、ナルト、モヤシ、ネギと基本をおさえたラーメンだった。麺は中細でいくぶん量が多く感じられ、普通に美味しかった。この内容で380円とはいくら新開地でも安すぎる値段で、普通の町中華なら500~550円のゾーンと思われる。公正取引委員会からダンピング(不当廉売)で是正措置がでないか心配しながら店を後にした。DSCN8101

 

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