2012年10月

ウエス・モンゴメリー/フル・ハウス

ウエス・モンゴメリー(g)
ジョニー・グリフィン(ts)
ウィントン・ケリー(p)
ポール・チェンバース(b)
ジミー・コブ(ds)

1962年6月25日バークレーでのライヴ録音で、タイトル通り大入り満員(フルハウス)となったようで、ライブの臨場感や観客の興奮が伝わってきます。
ウエス、グリフィン、ケリーら全員が一丸となって乗りに乗った白熱のライヴで、躍動感に溢れる60年代ジャズの底力を見せつけた不朽の名盤だ。
ブルージーなフレーズが特徴的なウィントン・ケリーとの共演ということもあり、ウェスお得意のノリの利いた曲が多く、勢いがあって聴きやすいです。また、二曲目の「アイヴ・グロウン・アカスタムド・トゥ・ハー・フェイス」ではウェス特有の太い音でのギターソロで、甘いバラードを聴かせてくれます。ウェスの個性が全面に出た作品だ。

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<大阪西成・あいりん地区:居酒屋レポート最終版>

大阪、いや日本で最も危険な街、大阪市西成区あいりん地区
たとえ事件の被害者になったとしても、警察から 『こんな所に来たあなたが悪い』 と言われる街だ
南霞町駅から南があいりん地区で、かっては釜ヶ崎と呼ばれていた

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萩ノ茶屋商店街の「酒のもりた」
営業時間は朝の8時から夜の8時まで
午後の3時までは立ち呑みで、3時以降は椅子にすわるシステムらしい
刺し身などの海鮮料理が有名で、あいりん地区では最もレベルの高い店だ

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まずは湯豆腐とレバニラ炒めをいただく
夜の7時ではマグロの刺し身などは売り切れていた

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鯨ベーコン

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ビールで腹がふくれ酒に切りかえる

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たいていの客はショーケースにある出来合いの料理を注文していた

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店内の様子
ご主人と思われる愛想の良い板前さんと女性店員2名で店を切り盛りしていた

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駅に向い歩いていると、店の外からライブ演奏をしている雰囲気がうかがえたので、ほとんど常連となった 「難波屋」 へ立ち寄る

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客で見覚えのある顔が5人ほどいたが、毎日来ているのだろうか
やみつきになったトマトハイ

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いつもの肉豆腐と玉子焼き
ライブ会場では女性シンガーのアコースティックライブが行われていた
本日は面倒くさいので帰ることにした

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福祉住宅
この地では、生活保護申請から、住居、食事などすべてを面倒みてくれる宿泊施設が多い
アプリシェイトグループとはいい名前だ
I appreciate your cooperation.

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後をつけられていないか注意しながら自宅へ戻る
疲れる街だ

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BS-TBSで放送されている『吉田類の酒場放浪記』を何気なく見ていると、吉田氏が東急田園都市線の二子新地駅にたたずんでいた

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今回の取材は二子新地の「居酒屋 喜月」だ
月に2~3度は通った店だ
料金はやや高めで店の中は狭いがいつも満員である
ご主人はコワモテだが任侠の世界の人ではない

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作家の澤地久枝さんに似ている女将さん
全然変わっていない

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中国自動車道の山崎インターで降りて、国道29号を北へ走る
手延そうめんで有名な「揖保乃糸」

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鳥取県八頭郡若桜町を走る若桜(わかさ)鉄道
撮り鉄の間では有名な鉄道である
一両編成で田園地帯を走る車両が愛らしい

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鳥取県大山(だいせん)の写真を撮るつもりで国道9号を西へ走る
途中の海は大荒れだった
天気予報では快晴となっていたが、急に天気が崩れてきた

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予定を変更し、山陰の名湯「三朝(みささ)温泉」に立ち寄ることにする

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山里の温泉地だが、旅館は結構多い
ここを訪れるのは20年ぶりである

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温泉本通り
この温泉の中心だが歩いている客は少ない

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ヌード劇場も残っていた
「あき竹城」のような年増のダンサーが踊っているのだろうか

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三朝温泉と言えば河原風呂が有名だ
24時間利用可能の混浴露天風呂である
まわりから見られ放題なので女性が入っているのを見たことがない
手前は足湯

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外湯の「株湯」
木の根株から湯がわき出ていたことから、こう呼ばれるようになった
保有しているシャープの株価が上がるよう願掛けの意味もあり湯に浸かる
受付の男子にいろいろと聞いたが親切に答えてくれた

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自宅へ帰ろうか迷ったあげく、明日天気が回復することを願い車中泊する
スーパーで弁当と飲料を買い求める

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翌日国道9号を大山へむかって走る
長い直線道路が続く

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山陰道を走っていると空は暗くなり、時より雨が降ってきた

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大山は雨で、これ以上すすむのは断念する
昨年もこの時期に来たが同じように雨だった
山は本当に難しい

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神話ロマンを感じる白兎海岸
「因幡の白うさぎ」の舞台だ

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海をよく見るとオットセイかアシカのような動物が無数に見える
サーファーだった

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順調に車を走らせ、神戸には昼前に着いた

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水曜日はノー残業デー
毎週水曜日にジャズのライブ演奏が行われることで有名な、立ち飲みの 「難波屋」
詩人は気が付いたら店の前にたたずんでいた
西成区あいりん地区ど真ん中の微妙な場所だ

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まずは肉豆腐と玉子焼きを肴にビールで喉を潤す

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ジャズの演奏が始まり、テンションが高くなる
ジャズを聴きながら、トマトハイを3杯いただいた

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立ち飲みの奥がライブ会場となっている

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本日のヴォーカルは美人二人だ
緊張でちょっとピンボケた

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酒の肴はほとんど100円~200円だ
隣りの席の寺の住職が、「なんでこんな値段なの、安すぎる」 とはしゃいでいた
毎週水曜日は常連になる可能性が高くなった
まだ指は5本ついている

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本日の出費は、立ち飲み2,000円 + バンドへのチップ1,000円 の合計3,000円
安すぎだ


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映画 『アウトレイジ ビヨンド』

2010年にヒットした『アウトレイジ』 の続編で、本日(10月6日)全国の映画館で封切られた。
前作のラストで刺殺されたはずの主人公・大友が甦り、新たな暴力抗争の火蓋が切られる。関東の暴力団・山王会は、会長(三浦友和)と金庫番(加瀬亮)のコンビで成功し、政界にまで手を伸ばす。それを快く思わない老幹部(中尾彬)らは、関東の花菱会の若頭(西田敏行)たちと連携して、山王会の権力を握ろうとする。
この対立を利用して山王会の利権独占を揺さぶるのが、警視庁の暴力団担当の刑事・片岡(小日向文世)である。片岡は、刑務所を出た大友(ビートたけし)と、かっての大友の敵・木村(中野英雄)とを組ませ、山王会への怨みを梃子に抗争を仕掛ける。かくして、血で血を洗う殺戮と報復の連鎖が始まる。
北野監督は、無駄な脇役を完全に排し、玉突きの玉が次々に正確な衝突の軌跡を描き出すように、冒頭から結末まで見事なドラマが緊密に連鎖する。ユーモアによる緩和も、女の彩りもない、最高にドライな男の死の世界だ。現世利益と延命を画策する会長や金庫番は見苦しい最期を迎えるが、初めから死を覚悟している木村には綺麗な死が訪れる。主人公の大友は生き延びてしまうが、彼に本当に相応しいのは、『ソナチネ』 のラストのような自死であろう。

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1603年に江戸が開闢(かいびゃく)して以来、日本の政治・経済の中心となっている東京
江戸っ子たちが見つめていた町並みからはすっかり様変わりしてしまった。

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新宿ゴールデン街
新宿駅東口から徒歩数分、新宿区役所と花園神社の間に位置するこの歴史を感じさせる飲み屋街は、第 2 次世界大戦以来開発事業を受け入れず、ミステリアスな雰囲気を残しながらミュージシャン、映画関係者、アーティストや酒好きを魅了している

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新宿西口 「思い出横丁」
JR新宿駅西口を出てわずかのところに、昭和の忘れものとでもいうべき横丁がある
レトロな雰囲気は今も健在だ

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日暮里 「桐杏学園」
エリートという言葉とは最も縁遠い学校だ

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準備中の札が二枚掲げてある蒲田の大衆食堂
なぜ二枚かは不明

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人生は旅

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マーラー:交響曲第3番 ニ短調

サー・ジョン・バルビローリ(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ルクレティア・ウェスト(A)
ベルリン聖ヘトヴィヒ大聖堂聖歌隊

バルビローリのマーラー3番といえば、すでにBBCレジェンドからリリースされている1969年5月3日のハレ管とのライヴが有名ですが、この第3番は、1969年3月8日にベルリンのフィルハーモニーでおこなわれたコンサートを自由ベルリン放送がステレオ収録したものである。
この演奏はライヴならではの瑕疵が少なからずあるものの、バルビローリらしさのよくあらわれた個性的で見事なものといえます。むしろオーケストラが名だたるヴィルトゥオーゾ団体ということもあって、情感表現の振幅の激しさの面ではハレ管との演奏を大きく上回り、最終楽章ではヒューマンな感動が凄まじい高揚をみせて聴き手を深い感動に誘います。
当時、マーラーとは縁遠かったベルリン・フィルというオーケストラを考えるとまさに異例なことであったといえるでしょう。

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日本で一番危険な街 「西成区あいりん地区」
ここでは、写真を撮ったり、通行人に話かけたりしてはいけない
道路上で寝ていたり酒を飲んでいる人が多いが、決して立ち止まって見てはいけない

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一般人が立ち入ってはいけないこの街だが気になる店がある
立ち飲みの 「難波屋」 だ
場末の酒場であるとともに、ジャズやアコースティックライブが開かれているということで有名な店で、取材しない手はない
ただし何が起こるかわからないので、運転免許証、クレジットカード、キャッシュカードなどは置いてきた

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まずは玉子焼きを肴に焼酎水割りをいただく
玉子焼きは何と100円だ
客の人相はどれもディープで、店内をカメラに収めることは難しい

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イカのゲソ塩焼き200円

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湯豆腐100円とホルモン焼き200円
焼酎を3杯おかわりし、かなり酔いがまわってきた
店の奥ではライブが行われているが、まわりの客の濃さに圧倒されそれどころでなくなった

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戦場カメラマンになったつもりでやっと店内を撮る
店員もソウルだ

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凄すぎる街、あいりん地区
後をつけられていないか、何度も後ろをふりかえり、逃げるように新今宮駅へ向かう
汗の匂いと生ごみの腐ったような臭いが鼻につく

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早くこの地から離れるため、ホームに着いた電車に飛び乗る

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典型的な市民運動家 - 飯田哲也

プリンシパルがエージェントに業務を委託するとき、後者だけが知っている情報の非対称性があると、それを利用して利益を得る行動が起こります。これをモラルハザードという。これは日本で誤訳されている「倫理の欠如」ではなく、「合理的な行動」が正しい意味だ。
このモラルハザードの典型が、関西電力の大飯原発をめぐる飯田哲也氏の行動である。
常識で考えても、原発の依存率48%の関西電力で、それがすべて止まったら電力が足りるはずがない。去年足りたというのは、電力制限令で15%の節電を強要したからで、そういう強権発動をすれば、いくらでも電力需要は減らせます。それによって発生した年間3兆円の燃料費の損失には、飯田氏はまったくふれない。
飯田哲也氏が「電力は足りる」と主張しても、彼が特別顧問である大阪府市には何の許認可権もないので、まったく責任がない。政府が再稼働の交渉をするときも、彼は「政府のやり方は汚い」とか何とか、きれいごとを言っていればいいので、彼はマスコミの人気者になります。
常識的には、発電所の能力が十分あるのに計画停電ということはありえないから、どこかで政府が再稼働の許可を出すでしょう。これ自体は簡単なことで、地元の同意も必要ない。いよいよ危なくなったら、経産相がOKするだけですぐ稼働できるのです。そうすると稼働しなかったら何が起こったかはわからないので、飯田氏は「本当は足りていたのに政府は原子力村と癒着して危険な原発を稼働した」と非難すればいい。
エネルギー問題は国民生活や企業の経済活動などに深く関係していて決して軽く見てはいけない。飯田氏はデマとしか言えない情報を流し、その影響力によって社会を混乱させた。その姿はただのデマゴギーで、物事を混乱させる人物にすぎなかった。
全くもって困った人だ。

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地下鉄で爆睡する飯田哲也氏

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